「ケイツネ」って、専門用語の一つかもしれません今回は、その意味を一緒に考えましょう。
会計書類の中には、利益の種類が5つあります。
・売上利益(売上総利益)
・営業利益
・経常利益
・税引前当期利益
・当期利益
なぜ、こんなに種類があるのでしょう?こういう時は、言葉より数字を使って考えてみましょう。
1.売 上 高 100
2.売上原価 60
3.売上総利益 40(売上高 - 売上原価)
4.販売管理費(経費)20
5.営業利益 20(売上総利益 - 販売管理費)
・・・本業から生じる利益
6.経常利益 15
7.税引前当期利益 10 ・・・特別損益を反映
8.当期利益 6
3の「売上総利益」は分かりますね?一般に「粗(あら)利益」とも呼ばれています。
5の「営業利益」は、銀行が最も重要視する利益です。営業利益は、財テクや土地の売却などによって意図的に発生させることが可能な利益に左右されないため、純粋に企業の本業から生じる利益の額をあらわします。
つまり、本業の収益力がこれで分かってしまいます。
6の「経常利益」は、営業利益と紛らわしいので、「ケイジョウ」ではなく「ケイツネ」と別の呼び方をしているものです。「営業利益」に利息や有価証券(株式等)の運用損益等をプラス・マイナスしたものが「経常利益」。借入金の金利(支払利息など)資金調達コストが反映され、財務内容の良否を含めた企業の収益力を知ることができます。日本で最も重要視される指標とされているそうですよ。
7の「税引前当期利益」は、固定資産の売却等、本業に付随しない臨時的な「特別損益」を「経常利益」にプラス・マイナスした利益。
さらに、この「税引前当期利益」に法人税等の税金調整額を加味したものが8の「当期利益」です。
それぞれの詳しい用語解説は、ネットや本屋で調べると詳しく分かります。とにかく「儲かった!儲かった!」と喜んでも、
本当に手元に残る利益か?
継続して入る利益か?
など、考えるヒントがいっぱい出てくるのが、5つの利益ですね。これが分かると、「経営分析ができる」社会人になれます!
「ケイツネの意味知ってる?」と聞かれたときに、さらっと「社会人の常識でしょう^^」といえると「カッコいい」のではないでしょうか?
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